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生きてるだけでだいたいOK

幼稚園児の頃からの付き合いの幼なじみとのやり取りの中で出てきた話題。

彼女は学生時代は将来バリバリ働くことを目指す意識の高い学生だった。
しかし就職してから人間関係が元で鬱を発症し、休職。そのまま退職することになった。仕事を続けられなかったことが情けなく思えてとても悩んだという。

現在彼女は専業主婦として子育て中。鬱は完治した。意識の高い学生の頃の理想とはかけ離れた生活だが、特にそのことで悩んではいないという。
「夢破れても元気で生きてれば100点満点なように世の中ってできてる」と彼女は言っていた。

私も学部から修士の途中まではそれなりに意識の高い学生で、研究の世界でのし上がってやろうという野望を持っていた。今の私はその頃の自分の理想とはほど遠く、これから先もあの頃の理想に近づくことはないであろう。過去の自分に今の自分を見せたら何と言うだろう、と思って死にたくなることもある。

でも、彼女の言うように元気で生きていられればそれでいいのかもしれない。

そういえば心理学者の河合隼雄の著書『こころの処方箋』で、
「崖の途中で草にしがみつき、何とか上へ登ろうともがき苦しんでいたが、思い切って両手を離すと、何のことはない草地に軟着陸し、そこには新しい世界がひろがっていた」
というたとえ話があった。

私も崖によじ登るのをやめて手を離さざるを得なくなる日が来るかもしれない。それでも絶望せずに生きてさえいれば、たぶんそれをきっかけに新しい世界を見ることができるのだろう。マギー司郎ではないが、「生きてるだけでだいたいOK」。

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